- 『公園前の二世帯の住まい』地鎮祭
- 2015年11月08日 m+hブログ（住まう空間を模索して）
『公園前の二世帯の住まい』では地鎮祭を行っています。最近晴天がずっと続いていたのに生憎の雨降りの中での地鎮祭となってしまいましたが無事に終えることが出来ました。きっと恵の雨となってくれることでしょう。地鎮祭はいつもとても神聖な気持ちを感じることができ気の引き締まる思いです。計画地の敷地境界杭の確認説明を監督さんから受け地鎮祭は終了となりました。
今回の計画はそれほど大きいとは言えない敷地サイズの条件のもと二世帯のそれぞれの要望から始まり水廻り2セットと盛り沢山の要素をレイアウトした計画となっています。よくこれだけの要素が入ったなという感じです。
今回敷地に対する建物のレイアウトとしては北側へめいいっぱい寄せるスタンダードなレイアウトは避け、敷地に対しほぼ中央へと配置をし、周囲の建物や環境に配慮した計画としています。そのような敷地に対して均等配置とすることで建物全体が外部空間に対して開放された空間となり光と風をより享受できることとなります。そしてプライバシーも均等に確保できるようになります。南側と東側道路に接道、そして南側道路向こうには緑を感じられる公園と恵まれた環境も相まって建物四方から外部環境を内部空間へと導くことが可能となりました。
一番奥のくつろぎスペースからも多目的な広場スペースを介して公園の緑の植栽が眺められるよう開口部配置としてレイアウをトしています。
2階の家族スペースとインナーバルコニーは全面ガラスで仕切られ視覚的に内部と外部が一体空間となるような設えとしています。上部方向の空間もロフトへと繋がっているためより開放的な空間となります。
プライベート空間へは少し下がって行くアプローチとすることで目線の変化、気持ちの変化が感じられるような休むためのこもり感を出しています。
見積り金額調整打ち合わせもあともう一息のところまで来ていますのでもうひと頑張りです。 年内の着工を目指して煮詰めて行きたいと思います。 ■■■□□随時更新中です□□■■■ →m+h建築設計スタジオのfacebookは
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